新品/未開封【コンプリートボックス】Wonder Wander World オディロン・ルドンは印象派の画家たちと同世代であるが、幻想の世界を描き続けた。青年時代の精神的指導者である植物学者アルマン・クラヴォーから、エドガー・アラン・ポーやボードレールらの文学、進化論など当時の最新科学、さらにはスピノザやインド哲学まで、幅広い読書の手ほどきをうけた。象徴派の文学者らと交友をもったことから象徴主義に分類されることもあるが、19世紀後半から20世紀初頭にかけて西洋絵画の歴史のもっとも大きな転換点にあって、独自の道を歩んだ孤高の画家といえる。本書はボードレールの詩やポーの文学など、ルドンによるテキストや挿絵、解釈をまとめたもの。